今日はちょっと特別なことをアップします
アップの予定は無かったんだけど、やっぱり私の仲間にも読んでもらいたいことだったので・・・
俳優になることを目指し、一人東京に旅立った日から2年目の夏に長男が素晴らしい体験をしました
俳優仲間の先輩に自分の日記をつけたらいいよ、とすすめられてブログをはじめた息子は
そのブログを見てくれた、あるオーディション関係の方に声をかけてもらい
凄いオーディションに参加させてもらい 最終の合宿にまで参加でき
その合宿風景が、関東方面のテレビで放送されました
そのオーディションに息子はダンサーとして参加しました
息子はダンスは好きでしたが、それほどのレッスンも受けたわけでなく
東京に出てからしばらく生活の基礎を築く為に約半年
ゆっくり寝る暇もない新聞配達の仕事をしてお金をため
ようやく去年の2月頃から エキストラとして、まず撮影の現場に参加させてもらい
何のつてもなく、勉強もどうしていいかわからず、エキストラの現場で出会う人達に
ガムを渡しながら声をかけ、情報収集をし(チャラ男と呼ばれていました)
その中から素晴らしい先輩や仲間に出会い
演技のレッスンを受けたり、仕事もメカニックな仕事を覚え
本当に必死に毎日を感謝で過ごして
熊本にいる頃は、何をやっても熱の上がらない人で
冷めている人と思われ、
朝も起きれず、学校にまともに行けず
何度も高校の先生に電話をもらいました
高校3年の時に進路をなかなか決められず、とうとう3年の秋
三者面談で、先生から、とにかく今日、もう決めないと
と言われ、息子が言ったのは「俳優になりたい」でした
これまで何をやってもなにか冷めているものの
絶対この子の中には何か秘めた熱いものがある
と 母親として感じていたので
やりたいことをやりなさい と後押ししました
ダンスは大好きで、たまに気晴らしに夜空き地で練習する程度
そんな息子が本当に死ぬほどきつい体験、素晴らしい体験をしました
息子のブログが久しぶりに更新されて、何度も読み返してます
まんまコピーしましたので、良かったら読んで下さい↓
レコチョクオーディション終了
めちゃめちゃ久々の更新になってしまいました
レコチョクオーディション最終選考の結果が出ました
ぼくは落ちてしまいました
合宿中のことを日記に書きたかったんですけど
テレビとの時間差の関係で色々と難しくて
この前の放送で結果がでましたので、やっとこれから普通にブログ書けます
てか実は一回も放送見れてないんですよ
ちょうど仕事中の時間だけん
合宿中に想ったことを書こうと思ったんですが
もうあれからだいぶ時間が経つのであんまりおぼえてませんね
初日の最初の振り付け指導のときに
「あぁ場違いだなオレ」
って思ったのはおぼえてます
ダンサー候補は5人で、僕以外の人は
ずっとダンスだけに集中して生きてきた人達でした
僕は高校生の頃にちょろっとかじっただけで
その後は芝居だけをガムシャラにやってたので
振り付け覚えが圧倒的に遅い、基本のステップを知らない
とかもう散々でした
それでも場違いでも
1次審査2次審査を通過させてセミファイナリストととして選んでくれたからにはそれなりの理由があるはずだし、
場違いだから逃げるっていうくらいなら死んだほうがマシなので
命掛けでやりきることに決めました
オーディションにもかかわらず、ライバルであるほかのダンサーのメンバー達に「振り付け教えてください」って言うのはかなり辛かったですね
僕的にはこれが一番辛かったかもしれません
恥もプライドも捨てまくりました
逆の立場で考えたら意味わかんないですからね
「オーディションってことわかってる?」って
普通だったら返されます
でもみんな嫌そうな感じは微塵も見せないで教えてくれました
もうこの辺りから受かりたいっていう気持ちはゼロでしたね正直
本当の意味での恥をかくことだけは無いようにしようって
それだけでした
一日目に徹夜でやっとこさ覚えた振り付けが2日目に半分以上変更になったり
歌の方でも課題をもらったり
寝れる時間なんか僕にはなくて二泊三日ほとんど寝なしで踊り続けました
身体の限界を越えても踊り続けて、立てなくなって
それでも倒れたままイメージトレーニングしてたら、ものを考えることができなくなったり
今思い出すと
オレ頑張ったなーって自分で思います笑
僕が今回挑戦していた世界は
プロの世界でした
プロの世界はみんな命がけでした
今回ダンスを教えてくれた先生が言ってました
エンターテイメントのプロの世界はみんなが思ってるより、ずっとずっと厳しい
みんな常に命がけで常に戦ってる
それでもダメな人もいっぱいいるんだ
命がけじゃなくてプロでやってける奴なんていない!
ぼくはそれを聞いたとき
自分は命を掛けてまでダンスを踊りたいのかな
ってわからなくなりました
でもこの疑問はプロの現実の世界を知れたから生まれた疑問
ぼくは今回このオーディションに参加出来たことにとても感謝してます
時間は関係ありませんね
あの3日間は何年分の勉強にもなったと思います
9月2日新木場アゲハで合格者メンバーで初のデビューライヴがあります
そこでまたみんなに会えるのが嬉しいです
次はオーディションメンバーとしてではなく、友達として
自分のことに必死すぎてみんなと全然話せなかったからなー
そこだけ悔しい笑
また新しいこと見つけて挑戦を繰り返します
次はプロの厳しさを知ってるので今までとは少し変わってくるのかな
挑戦こそ成長につながりますね
みんなの幸せのためにぼくはまだまだ頑張りますよー
また読みに来てねん
KENSEI
彼はこの経験を通し、自分が挑戦しようとするプロの世界をまざまざと体験し
3日間で、考えられない程に成長しました
これは本当に奇跡のような出来事です
神様やご先祖様のお導きが無かったら考えられない経験です
感謝感謝です
長々と読んでくださって、有難うございました 感謝感謝